日本にお茶が伝わったのは、遣唐使として唐に留学した僧侶たちが持ち帰ったのが始まりとされています。当時のお茶は現在の抹茶とは違い、烏龍茶のようなものでした。抹茶は鎌倉時代に薬として日本に持ち込まれ、栽培が普及すると一般的に飲む習慣ができました。村田珠光という人物が精神交流を重視した茶会のあり方を説いたとされ、侘び茶の創始者と言われており、現代の茶道を生み出したのは千利休と言われています。
茶道には数多くの流派があり、千利休以前のもの、同時期に創始したもの、千利休の子孫の流れの流派など様々です。茶道の道具、特に茶碗などは高価なイメージがありますが、実際に扱われる多くは安価なものです。高価なものは基本的に観賞用として扱われます。もし昔、茶道を趣味としていた方がおり、大切にしまわれていた品があったら、有名な作家のものなどの高価な道具かもしれません。
茶道では風炉・釜・小板・水指・水翻・蓋置・茶入・茶碗・茶筅・茶杓・茶巾・囲炉・自在・炭斗・火箸・花入・画・墨跡・葉茶壺・茶臼等多くの道具を扱います。これらは、骨董品としてよく扱われており、有名な作家の作品であったりしますと高額な値段で取引されることもあります。もし、お手元に気になる茶道具をお持ちでしたら、一度ご連絡いただければと思います。
・永楽善五郎 ・奥村吉兵衛 ・楽吉左衛門 ・久田宗也 ・駒沢利斎 ・黒田正玄 ・山鹿太郎 ・千家十職 ・千宗室
・千宗拙 ・千宗旦 ・大西清右衛門 ・中川浄益 ・中村宗哲 ・田中仙樵 ・土田友湖 ・飛来一閑 ・表千家
・武者小路千家・名越三昌 ・裏千家 ・羽田五郎 他
こちらの品物はお茶を嗜むお客様からお譲りいただいたものです。茶の世界では有名な裏千家の淡々斎という作家の昭和時代の作品となります。淡々斎とは茶道裏千家十四代家元です。淡交会や国際茶道文化協会を設立し、茶道の海外普及につとめた人物でもあります。
作家が有名で人気がありますので、お客様も満足されるお値段でお譲りいただいているのですが、こちらの品の良さは、土に南極の石を取り入れるという、とても面白く、貴重な遊び心にあります。このような品に巡り会えたことに心より感謝しております。
裏千家は茶道流派の一つです。名称は千利休からの家督をついだ本家の表千家に対し、今日庵が通りから見て裏にあるという意味を表しています。千家3代宗旦が、不審菴を三男江岑宗左に譲り、敷地内に新たに茶室を建てて隠居します。このとき、四男仙叟宗室と共に移り住んでいます。この茶室は今日庵(一畳台目)、利休四畳半を再現した又隠、寒雲亭(八畳)であり、これらがすべて宗室に譲られたことによって裏千家が成立します。
淡々斎は裏千家の14世家元であり、淡交会や国際茶道文化協会を設立し、茶道の海外普及に努めた人物です。
裏千家今日庵
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裏千家寒雲亭の写し
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