ブロンズ製品の歴史は古く世界中で制作されています。銅像でいうと、現存する世界最古の銅像はエジプト考古学博物館のペピ1世の像となります。日本においては、飛鳥時代に金剛仏が制作されていました。かの有名な奈良の大仏も銅製になります。しかし、当時の日本では人物をかたどった銅像がたてられることはありませんでした。江戸時代末期、アメリカに渡った遣米使節は胸像をみて「さらし首のようだ」と記録したほどでした。日本で初めて西洋式の銅像が建てられたのは1880年、兼六園の明治紀念之標・日本武尊の銅像になります。ここから多数の銅像が日本でも作られていきますが、第二次世界大戦が勃発すると政府は1941年に金属類回収令を出し、板垣退助像、渋谷のハチ公像、伊達正宗騎馬像、二宮金次郎像、広瀬中佐、東郷平八郎など軍人像も例外なく再利用されました。現在建てられているのは、戦後復興期にレジャーや観光のために復元されたものになります。
ブロンズは風化しにくく、これだけ歴史があるため、品の価値は保存状態よりも歴史的価値や作者が誰なのかということが重視されることが多いです。お手元に気になるブロンズ品などがありましたら、一度鑑定にお出しすることをお勧めします。もし、気になる品がありましたら一度ご連絡いただければと思います。
こちらの品物はアントワーヌ・ルイ・バリーという彫刻家の作品になります。彼の作品には動物がモチーフにされているものが多く、筋肉や顔の表情などがとても良く表現されています。有名な作品を挙げますと、ワルシャワ国立博物館にあるヘラクレスが雄牛に座っているブロンズ像やボルチモア美術館にあるテセウスとミノタウルスなどが有名です。そのほかにも数々の有名な作品を手がけていますが、当時の彫刻家としての仕事はあまり大きく成功しなかったらしいです。現代になり評価される、とても貴重な作品と私は考えています。
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